エゴについて
エゴという言葉を、日常で耳にすることがありませんか。
それには自我、自尊心を意味する心理学用語としての使われ方と、他人の迷惑を考えず、自分の利益の為だけに行動するエゴイズム(利己主義)的な使われ方があります。
では、スピリチュアルではどうでしょう。
怒り、恐れ、悲しみなどの感情をエゴという言葉で表すことがあります。
過去に心の傷を伴うような経験をした時、自分自身を守ろうとして、恐れ、悲しみなどの感情にエネルギーを与えてしまいます。
それにより、次に同じような経験をしないように学び、成長したり、強くなったりできます。
ただエゴが強すぎると、ネガティブな感情による苦しみが増えます。
エゴが良い悪いではなく、バランスが大切なのです。
怒りの感情は、他人も自分をも傷つけます。
ネガティブな感情にエネルギーを与え続けると、恐れや不安に捕らわれた偽の自分を信じてしまい、本当の自分が分からなくなってしまいます。
エゴは否定したり、押さえたり、潰そうとすればするほど大きくなり、認め、感謝すると小さくなるという性質があります。
「あの時頑張って私を守ってくれてありがとう、もう大丈夫だから休んでいいよ」と言うと、小さく穏やかになってくれます。
それでも時々大きくなって頭を出してくることがあります。
エゴの声と心の声を聞き分けることによって、ネガティブな感情の波を小さくすることが出来ます。
それにより、エゴに振り回されない人生を送ることが出来ます。
自分は今、何を感じているのかを問いかけてみましょう。
愛や感謝を感じていれば、魂の本質の感情です。
恐れや不安などは、エゴの感情です。
エゴと愛、どちらにエネルギーを注ぐのか、選ぶのはあなた自身です。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。
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