カルマ

カルマ(業)は、仏教的には結果をもたらす行為を意味します。
つまり単なる「行い(action)」です。
スピリチュアル的には、過去世での「思い」「行い」は、魂における1つの人生の記録として記憶され、現世での性格や、役割などを作り出します。
カルマは、過去世から現世に持って来た、因果関係のようなものであると言えます。

全ての人が、カルマを持って生まれてきます。
カルマの意味や役割について深く知ることは、重要なことなのです。
カルマに対して、必要以上に恐れたり、避けたりする必要はありません。

なぜカルマを持って生まれて来るのか。
それは、魂の成長を加速させるためです。
カルマは、人生におけるより深い学びをもたらすもので、魂の成長の手段なのです。

私の場合は、子供の頃から、複雑な家族関係の中で育ち、様々な衝突や理不尽な状況を経験し、葛藤しながら成人する中で、赦せない思い、愛せない思い、などを抱えてきました。
しかし、スピリチュアルの世界を知り、自分の内面を見つめることが出来るようになった時、私のカルマ「赦し」なのではないかと気付きました。

ジャッジせず、ただ受け入れること
その事を、私自身が少しずつ受け入れられるようになるにつれて、家族に対する気持ちが変化していくことに気づきました。
そのおかげか、家族に対する態度や、お互いの関係も少しずつ改善しています。
そして、現世での家族は、過去世ではまた違う役割を持ったメンバーだったのだろうと思うと、愛おしいとも感じるようになりました。
つらい経験をして、そのことの意味を理解し、行動することにより、魂の成長に繋がるのだと思います。

本日も最後までお読みいただきありがとうございます。