言霊(ことだま)

あなたは「言霊(ことだま)」を信じますか?

言霊とは、言葉に宿る霊力の事を言います。
そして、発した言葉通りの結果をもたらす力があるとされています。

古事記や万葉集にも記述があり、古来より日本では、たくさんの人が意識していました。
現代でも、神社で奉上される祝詞は、言霊信仰が根底にあるとされています。
また、聖書にも言霊を使った奇跡の様子が描かれているように、世界中のあらゆる文化の中で、古くから用いられています。

私たちが発する言葉には、考え方や意識などが宿ります。
つまり、言葉一つ一つが魂を持ち、現実に何かしらの影響を与え、何かを引き寄せる力があるのです。
これは引き寄せの法則と似ています。

引き寄せの法則とは、簡単に言うと、ポジティブなことを考えればポジティブに、ネガティブなことを考えればネガティブになる、というものです。
その原理として考えられているのが、考える事が意識を変え、意識が行動を変えることにより、望んだ結果が生まれる、というものです。
言葉が意識を変え、意識が行動を変え、結果となって返ってくる、という事なのです。

言霊は、良い方向にも悪い方向にも影響を与えます。
そして、それはすべて自分に返ってくるものだと言われます。
人を誉めれば誉めた分だけ、悪口を言えば言った分だけ、自分にもその言葉の作用が返ってくるのです。

良い事を意識する言葉は、ポジティブな言葉、相手が喜ぶ言葉、感謝の言葉などたくさんありますが、常に自分の為の、向上心を持つように意識する事が大切だと思います。
自分の未来を創る要素の一つが、言葉なのだと思います。

あなたは、言葉にどんな思いを込めますか?

本日も最後までお読みいただきありがとうございます。