薬の正しい使い方

薬は、病気を治すものではないことをご存じですか?

薬は、現れている症状について働きます。
病気そのものをなくすものではないのです。

人間の身体には、自分で回復する力があります。
指などのちょっとした傷であれば、
何もしなくても治っていますよね。

現在使われている薬の多くは、
人間が作り出した化学物質です。
身体にとって「異物」です。
望ましくない働きをすることもあります。

では、私達はなぜこの「異物」を使うのでしょう?

例えば、「痛み止め」。
痛みは、体に何かの異常があるというサインです。

異常のサインは、電気信号となって神経を通って脳に伝わります。
そこで痛みとして認識し、
私達に異常が起きていることを知らせます。
痛み止めは、痛みを感じにくくしているだけなのです。

私達は、つらさから逃れるために薬を使います。

でも、異常の原因を取り除かなければ、
サインはそのままか、ますます強くなることもあります。

薬は、原因を取り除くまでのいわば時間稼ぎです。
私達は、痛みが軽くなっている間に、
異常の原因を取り除き、
自分で回復するための準備をすることが必要なのです。

異常の原因を放置していれば、
重大な状況を引き起こすかもしれません。

体の不調には、原因があります。
外傷、生活習慣、食生活、環境、ストレス‥
外的な要因だけでなく、マインドセットチャクラも影響しています。
それが何かわかっているのは、自分自身です。

なぜ病気になるのかはこちらも参考にしてみて下さい。

自分が選んだこの体をいたわり、
自ら回復しようとする力を助けるように、
薬は上手に利用したいですね。

本日も最後までお読みいただきありがとうございます。